中学入学までにやっておくべき国語の勉強、最低限やっておくべきは漢字です。
知ってるかな?
高校入試の漢字の読みは中学で習った漢字が出るけど、
書き取りの問題は、小学4年、5年、6年生で習った漢字がでるんだよ!
例:2020年度 東京都高校入試・国語より ※()内は習う学年。
1. 次の各文の を付けた漢字の読みがなを書け。
⑴ 最後まで意思を貫いて目標を達成した。(中2)
⑵ 人類にとっての普遍の心理を追求する。(中1、中3)
⑶ 私たちは恒久の平和を強く願う。(中1、小5)
⑷ 彼が描いた風景画は秀逸だった。(中1、中3)
⑸ 米を炊いて夕飯の準備をする。(中2)
2.次の各文のかたかなの部分に当たる漢字を楷書で書け。
⑴ 冬がスぎ、暖かな春を迎えた。(小5)
⑵ 色鮮やかな花火が夜空を明るくテらす。(小4)
⑶ テレビがコショウしたので修理を依頼した。(小5、小6)
⑷ この秋、新しい音楽雑誌がソウカンされる。(小6、小5)
⑸ 自分の才能を生かしてハタラく。(小4)
小学3年生までに習った漢字は、何度も復習して何度も出てきてよく覚えているけど、
小学4年、5年、6年の漢字となると意外と繰り返しが少なくてしっかり覚えてなかったりするんだよ。特に5年、6年の漢字は要注意。
中学に入る前に小学4年、5年、6年の漢字は完ぺきに覚えておう!!
漢字の勉強? じゃあ、問題集を買ってこよう!
いえいえ、優先順位は👇
① 学校で配ってもらった5年生と6年生の漢字ドリルで書き取り
② 漢字検定の問題(インターネットで問題をゲット!)をやる。
③ 教科書の最後にある「この本で習う漢字」で書き取りをする。(光村図書の教科書の場合)
漢字は漢字だけで覚えてはダメで、文の中で覚えなくてはいけません。
5年生の漢字ドリルには4年生の漢字の復習もはいるし、一度やったことがあるので意味もわかっているし、とっつきやすい。
あちこち手を広げず、学校でやった漢字ドリルを何度もやって完ぺきにするのがよいよ。
漢字は大得意!学校の漢字ドリルなんて楽勝すぎる(^O^) っていうのなら、
漢字検定の勉強をするとよい。
でも、勢い込んで分厚い漢検用の問題集を買ってくるのはやめたほうがよい。
量が多すぎるし、漢字は知っていても意味の難しいことばが出てくる。
余程やる気があればやってよいが、買うだけで数ページやっておしまいになったらもったいない。
インターネットで「漢字検定」で検索すると、過去問や問題集が出てくるのでそれを適量コピーするのがよいです。
漢字の読みと書きの問題だけをやるのでもよいです。(文章の中で覚えるのがベスト)
意味のわからないことばがあったら辞書をひいて調べるのが理想だけど、ちょっとお母さんやお父さんに聞いて、簡単に口で説明してもらってもよいかも(*^-^*)。
大切なことは答え合わせをして終わりにせず、間違えた漢字を復習して覚えることだ。
間違えた漢字は時間をおいて何度も覚えなおしましょう。
③の教科書の最後の「この本で習う漢字」の書き取りをする(光村図書の教科書の場合)、ですが、一見効率がよさそうですが、単語単位で文の中で覚えられないのがよくないです。
時間もないし、とにかく一通りやりたいし、というときにはいいですね。
なにもやらないよりはずっとマシです。
漢字が読めないと、理科や社会の教科書も読めないよ(+_+)
中学に入ってからでは、中学で新しく習うことについていくのに手いっぱいで、
小学校の復習をしている時間はありません。
中学入学までに、小学校で習った漢字はしっかり覚えておきましょう。
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