エジプトって、中学では地理の教科書にも歴史の教科書にも出てくるね。
地理的には、
世界最大の砂漠・サハラ砂漠の北東に位置し、
世界一長い川・ナイル川が流れ込んでいるエジプト。
歴史的には、
四大文明の一つ、エジプト文明。
首都・カイロは、人口 966万人、大都市だね。
👇 カイロ市街地の写真
宗教はイスラム教、りっぱなモスクがあるね。
公用語は、アラビア語で、右から読む。(日本語と逆)
車のナンバープレートもアラビア語で書いてあり、
自分が参加している観光ツアーのバスのナンバーさえ解読不能で覚えられない。
気候は、砂漠気候。
ナイル川から水がひいてある所だけ人々は生活でき、農業ができる。
だから、ある所まで家が建ち木々が生いしげっていると思うと、すぐ隣から砂漠が広がっている。
👇の写真ナイル川沿い、住宅地のすぐ横は砂漠だね。
👆 ナイル川・クルーズ船船尾から撮った写真。
勾配がゆるやかなので、パッと見ただけではどちらからどちらに流れているか、わからない。
上が上流で、下に向けて流れているよ。
エジプト文明と言えば、ピラミッドとスフィンクス。
ギザの三大ピラミッド👇
ピラミッドは一般的には古代の王族の墓だと考えられているが、
今までピラミッドの内部で王族のミイラが発見されたことはないそうだ。
最大のピラミッドは、紀元前2500年ころに造られたクフ王のピラミッド(写真左端)。
高さは40階建てのビルに相当するよ。
(紀元前2500年ころの日本は、縄文時代で三内丸山遺跡が栄えたころ。)
(建築技術の差が大きい(+_+) そのころ、日本は文字もない(-_-))
クフ王のピラミッドには盗掘のための横穴が掘られていて
この穴から入って中の見学ができる。
(残念ながら内部の写真撮影は禁止されていて、写真はない。)
狭い天井の低い通路をひたすら上がっていくのだが、
私は行きに3回、帰りは1回天井に頭を打ったよ(>_<)
スフィンクス👇
あごひげは、イギリスの大英博物館にある。
エジプトは、1882年から1922年までイギリスの植民地だったんだ。
古代エジプトの文字といえば、象形文字。
象形文字の一つが、ヒエログリフ。
👇 何て書いてあるか、わかるかい?
正解は、「ツタンカーメン」
上から、丸(○)、虫、虫の足元の3本線、受け皿のような形、の4文字で「ツタンカーメン」と読む。
で、この「虫」なのだが、この「虫」はクワガタじゃないよ、なんと! フンコロガシ。
古代エジプトでは、フンコロガシは神聖な存在としてあがめられていたんだ。
そのため壁画のエジプト神話の神の顔にフンコロガシが描かれていたり、
王の名前にフンコロガシが使われたりしたんだ。
国と時代が変われば、価値観が信じられないほど違うね。
カイロから空路、アスワンに向かい、アスワン・ハイ・ダムを見学したよ。
👇 アスワン空港にて写真撮影。
周りは果てしなく砂漠が広がり、地の果てまできたぞー、と感慨無量。
ナイル川のアスワン地区に造られたアスワン・ハイ・ダムは、
なんと!
もしアスワン・ハイ・ダムが決壊したら、5分でカイロの街は水没するそうな。
テロの標的にされたこともあるそうで、軍隊が警備・管理している。
戦車も配備され、兵士が物見やぐらから銃口を外に向けて真剣に周囲の様子を見張っていた。
軍隊の様子は、写真撮影不可。
リアルな国防の一端を目の当たりにして、緊張したよ。
近隣諸国と地続きで緊張が続くエジプトには、徴兵制がある。
日本と違うね。
エジプトを旅して話は尽きないが、この辺でおしまい。
(2017年5月訪問)
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