この受験まで使える最強の記述問題集は、
※教科書は、帝国書院の「中学生の地理」を参考にしていますが、ほかの出版社の教科書にも使えます。
※問題集や定期テストの過去問題、入試問題などで見かけた記述問題を目いっぱい載せているので問題量が多いですが、授業の予習・復習で教科書を音読し、続けてこの記述問題集を読むとより理解が深まります。
※記述問題の答えを覚えるのは大変ですが、記述問題が答えられないと半分しか点が採れません。授業の予復習で日頃からこの記述問題集を音読して理解を深めておいて、テスト前には暗記するようにしましょう。また、しっかり理解していれば、自分の言葉で答えられるようにもなります。
※言い回しが違うだけで似たような問題が続くことがあります。それだけ出題回数が多かったことを表しています。
※学校で配布された問題集に同じ問題があればその答えを、授業で先生が説明していればその説明を優先してください。
Q. オセアニア州の地形と気候の特色について、オーストラリア大陸、ニュージーランド、太平洋の島々に分けて説明しなさい。
A. オーストラリア大陸:大陸の3分の2が乾燥した草原や砂漠。大陸南東部・南西部は温暖湿潤気候・地中海性気候で、農業が盛んで人口の大部分が集まる。
ニュージーランド:地震や火山が多い島国で、南島には氷河地形もみられる。西岸海洋性気候で一年中適度な雨が降るため、牧草がよく育ち、羊や牛の牧畜が盛ん。
太平洋の島々:火山活動によってできた火山島やサンゴ礁に囲まれた島々からなる。雨の多い熱帯だが、海からの風が湿気を和らげるため一年中過ごしやすい。
Q. オーストラリアの人口20万人以上の都市の分布の特徴を説明しなさい。
A. 温帯の地域で、主に港に適した沿岸部に分布している。
Q. オーストラリアの人口のほとんどが南東部と南西部に集中している理由を、気候と関連付けて説明しなさい。
A. 内陸部は乾燥した草原や砂漠が広がり、過ごしやすい温帯が南東部と南西部に広がっているため。
Q. オーストラリアの国旗の一部に、イギリスの国旗が描かれている理由を説明しなさい。
A. オーストラリアがかつてイギリスの植民地だったから。
Q. オーストラリアでかつて実施されていた白豪主義とはどのような政策か?
A. 白人(ヨーロッパ系)以外の移民を制限する政策。
Q. オーストラリアへ移住する人の出身地はどのように変化してきたか?
A. 第二次世界大戦直後(1947年):大多数がイギリス系の移民である。
第二次世界大戦後(1961年):イタリア、ギリシャなどイギリス以外のヨーロッパからの移民が増加している。
白豪主義政策の撤廃後(1981年):アジアやオセアニアの国々からの移民が増加している。
Q. アジアからオーストラリアへの移民が1980年代くらいころから急増しているのは、なぜか?
A. ヨーロッパ以外からの移民を制限した政策である白豪主義が、1970年代初めに変更されたことによる。
Q. オーストラリアの移民政策の変化について述べよ。
A. 第二次世界大戦前は、白人以外の移民をしめ出す白豪主義をとったが、1970年代には廃止され、英語以外の言葉を使うヨーロッパやアジアからの移民も受け入れるようになった。
Q. オーストラリアで、公用語以外の言語によるテレビ放送や、学校教育における外国語の指導が盛んに行われている目的を述べよ。
A. 異文化理解を深めることなどによって、多文化社会に配慮するため。
Q. オーストラリアの内陸部が、人口も少なく農業も盛んでない理由は?
A. 降水量が少なく、荒地・砂漠となっているから。
Q. オーストラリアの大鑚井盆地では、どのような農牧業が行われているか?「降水量」という書き出しで説明せよ。
A. 降水量が少ないので、牛や羊の放牧が盛んに行われている。
Q. オーストリアの輸出相手国の変化について述べよ。
A. 以前はイギリスへの輸出が多かったが、(イギリスのEC加盟以降はイギリスが減少し)現在は日本・中国・韓国などのアジア諸国の占める割合が高くなっている。
Q. オーストラリアの貿易相手国が変化した理由を説明しなさい。
A. 地理的に近く人口の多いアジアとの結び付きが強まったため。
Q. オーストラリアが日本などの北半球の国々にアスパラガスやブドウなどを輸出する際の利点を述べよ。
A. 北半球と南半球は季節が逆なため、北半球で収穫できない時期にオーストラリアでは収穫でき、輸出することができる。
Q. オセアニアとアジアの結び付きが強まってきた理由を述べよ。
A. オセアニアの国々にとって、アジア諸国はヨーロッパよりも距離が近く人口も多いから。
Q. オセアニアの島々の、観光客が増えたことによる課題を書きなさい。
A.・リゾート開発による環境破壊。
・観光客のふるまいによる地元の文化の変化。
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