受験まで使える最強の記述問題集            中学・地理<南アメリカ州> 

受験まで使える最強の記述問題集 中学・地理

この受験まで使える最強の記述問題集は、

※教科書は、帝国書院の「中学生の地理」を参考にしていますが、ほかの出版社の教科書にも使えます。

※問題集や定期テストの過去問題、入試問題などで見かけた記述問題を目いっぱい載せているので問題量が多いですが、授業の予習・復習で教科書を音読し、続けてこの記述問題集を読むとより理解が深まります。

※記述問題の答えを覚えるのは大変ですが、記述問題が答えられないと半分しか点が採れません。授業の予復習で日頃からこの記述問題集を音読して理解を深めておいて、テスト前には暗記するようにしましょう。また、しっかり理解していれば、自分の言葉で答えられるようにもなります。

※言い回しが違うだけで似たような問題が続くことがあります。それだけ出題回数が多かったことを表しています。

※学校で配布された問題集に同じ問題があればその答えを、授業で先生が説明していればその説明を優先してください。



Q. エクアドルの首都は、赤道直下でありながら1年中涼しいのはなぜか?

A. アンデス山脈にあり、標高が高いから。

Q. ボリビアの首都ラパスの1年間の気温の特徴を述べよ。

A. 南半球なので7月の気温が低く、高地のため年間を通して気温が低い。

Q. 東京とブエノスアイレスの年平均気温は同じくらいであるが、気温のグラフの形が逆なのはなぜか?

A. 東京は北半球、ブエノスアイレスは南半球に位置し、季節が逆になるため。

Q. 南アメリカ州の国々では主にスペイン語とポルトガル語が話されている。なぜか?

A. スペインとポルトガルの植民地だったから。

Q. 南アメリカで、ヨーロッパ系の人々の割合が高い理由は?

A. かつて、スペインやポルトガルなどのヨーロッパ諸国の植民地だったため。

Q. 南アメリカに多いメスチーソとはどのような人々か、説明しなさい。

A. 先住民と白人(ヨーロッパ系の人々)との混血である人々。

Q. コロンビア、ボリビア、アルゼンチンの民族構成の特色を述べよ。

 A. コロンビア…メスティ―ソなど混血が75%と最も多く、ヨーロッパ系白人が20%でついでいる。

   ボリビア…先住民のインディオが55%と最も多く、混血30%、ヨーロッパ系15%と続いている。

   アルゼンチン…ヨーロッパ系白人が86%と圧倒的に多い。

Q. 南アメリカの国々に日系人が多いのはなぜか?

A. 20世紀になって日本から多くの移民がやってきたから。

Q. 南アメリカ州で独自の文化や多様な民族がみられる背景を、「植民地」の語句を使って説明せよ。

A. もともと先住民がつくった高度な文明が栄えていたところ、16世紀ごろからヨーロッパの人々が進出してきてヨーロッパ諸国の植民地となりヨーロッパの文化がもたらされ、また奴隷として連れてこられたアフリカ系の人々や20世紀以降やってきたアジアからの移民によって、さまざまな文化が混ざり合い独自の文化が生まれた。

Q. アマゾン川流域で先住民が行ってきた焼畑農業とは、どのような農業か?

A. 森林や草原を焼き払い、その灰を肥料として作物を栽培する農業。

Q. 焼畑農業では、数年ごとに耕作地の移動が行われる。その理由を説明しなさい。

A. 数年たつと土地がやせて作物が育たなくなるため、同じ土地での耕作をやめるから。

Q. ブラジルのコーヒーの価格は非常に不安定である。なぜか?

 A. 生産量が安定していないから。

Q. 南アメリカ各国の輸出品の変化を述べよ。

  A. 以前は農産物や鉱山資源の一次産物の輸出に頼るモノカルチャー経済だったが、工業化が進み工業製品が多くなった。

Q. ブラジルの1970年と2018年の輸出品の変化を説明しなさい。

A. 農産物や鉱山資源に加えて工業製品も主な輸出品に入るようになった。

Q. ブラジルの輸出農産物の種類が増えたり、工業化が進んだりした背景について説明せよ。

  A. ブラジルは長い間コーヒー豆の輸出に依存したモノカルチャー経済だったが、土壌や品種の改良により大豆やさとうきびなども大規模に栽培できるようになった。アメリカ合衆国や日本などの外国企業を受け入れることで、鉄鋼や自動車などの重化学工業を成長させた。

Q. 都市に人口が集中する理由を書きなさい。

A. 農村部で農業の機械化が進んで職を失った人々が、働く機会を求めて都市へと移動するから。

Q. ブラジルが抱えている課題を「熱帯林」という語句を使って書きなさい。

A. 大規模な開発のために広大な熱帯林が伐採されるなど、環境破壊が深刻になっている。

Q. 南アメリカの森林面積の変化の特徴は?

  A. アマゾン川流域の熱帯林の減少が著しい。

Q. アマゾン川流域の自然破壊の実態と、それが起こる原因は何か?

  A. 実:森林(熱帯林)が伐採され、森林面積が減少している。

    原:経済を発展させる目的で大規模な開発を行っているから。

Q. 熱帯林がどのような目的で伐採されてきたか?

A. 鉱山の開発、鉄道や道路の建設、輸出用木材の切り出し、伐採の跡地の牧場や農地への転換、支流でのダムの建設など。

Q. アマゾン川流域の環境破壊の原因は?

  A. 19世紀からゴムの大農園がつくられ、20世紀後半には経済を発展させる目的で大規模な開発を始まったから。(鉱山の開発、鉄道や道路の建設、輸出用木材の切り出し、伐採の跡地の牧場や農地への転換、支流でのダムの建設など)

Q. バイオ燃料とはどんな燃料か、説明せよ。

A. さとうきび や とうもろこし など、主に植物を原料としてつくられる燃料。

Q. バイオ燃料は、どのような点で環境に優しいエネルギーと注目されているか?

A. 大気中の二酸化炭素を吸収して光合成する植物を原料とするため、燃やしても計算上は大気中の二酸化炭素は増加しないとされている点。

Q. 環境保全をめぐる新たな課題にはどのようなものがあるか?

A. 環境に優しいとされているバイオ燃料の燃料用のさとうきびの生産を増やすために大規模な土地開発がされ、開発されて農地になった土地が雨で土地が削られてしまうなどの環境問題が起こっている。環境に配慮した取り組み自体が、その土地のもともとの環境を崩してしまうこともあり、開発と保全のバランスをとることが課題となっている。



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